【冷え対策×美髪ケア】温めて育てる冬の頭皮習慣

2025.11.25

こんにちは。頭皮ケアのプロフェッショナル美容師・大湊恵です。

11月も終わりに近づき、ぐっと冷え込む日が増えてきましたね。
「最近、抜け毛が増えた気がする」「髪が細くなってボリュームが出にくい」そんな変化を感じている方も多いのではないでしょうか。

実はその原因の一つが“冷え”です。

身体が冷えると血流が悪くなり、頭皮まで十分な栄養が届きにくくなります。
特に首や肩の冷えは、頭皮への巡りを妨げ、毛根の働きを弱めてしまいます。
結果として、髪が細くなったり、抜け毛が増えたり、ツヤが失われたりといった変化が起こるのです。

また、冬は暖房による乾燥も重なり、頭皮のうるおいが不足しがち。
乾燥した頭皮はバリア機能が低下し、フケやかゆみ、炎症の原因にもなります。
「冷え」と「乾燥」、この二つを同時にケアすることが、冬の美髪づくりのカギになります。

当サロンの「温感スパケア」は、温かいジェルとマッサージで頭皮をじんわり温めながら血行を促進するメニューです。
冷えで固くなった頭皮をやわらげ、毛根に栄養を届けやすくします。
さらに、保湿成分をしっかり浸透させることで、乾燥を防ぎながらうるおいをキープ。
施術後は根元からふんわりとした立ち上がりと、しっとりまとまる質感を実感していただけます。

ご自宅では、湯船にゆっくり浸かりながら両手で後頭部を包み込み、数分間温めるだけでも効果的です。
血流が促され、頭皮全体がほぐれていくのを感じられるはずです。
入浴後は、頭皮用ローションで保湿し、ドライヤーで根元から乾かすことを忘れずに。
最後に冷風をあててキューティクルを引き締めると、ツヤが長持ちします。

日中は、首元を冷やさないようにマフラーやストールを活用し、室内では加湿器を使って適度な湿度を保ちましょう。
食事面では、ショウガや根菜類など身体を温める食材を積極的に取り入れるのもおすすめです。
身体を内側から温めることで、頭皮の血流も改善されます。

冬は “冷やさない・うるおいを守る・滞らせない” が美髪を育む三原則です。
寒さに負けない頭皮を育てることで、春先までツヤとハリのある髪をキープできます。

冷たい季節こそ、温もりのあるケアを。
忙しい日常の中に、ほんの少し“温活時間”を取り入れてみてください。
髪だけでなく、心までじんわりと温まる時間になるはずです。

ご予約やご相談はいつでも承っております。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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